アボイティズ・パワー・コーポレーション(Aboitiz Power Corporation)は、子会社を通じてフィリピンで発電、配電、電力小売事業に従事している。水力発電所、地熱発電所、太陽光発電所、石炭発電所、石油発電所を運営している。同社は、電力供給契約、アンシラリーサービス調達契約、卸電力スポット市場での取引を通じて電力を供給し、ルソン、ビサヤ、ミンダナオの18の都市と自治体、5つの経済圏をカバーするフランチャイズ地域に電力を供給する9つの配電事業者を通じて、産業、住宅、商業、その他の顧客に電力を配給している。また、不動産開発、食肉加工、半導体、鉄鋼、セメントなど様々な産業への電力小売や、電気設備の設置など電力関連サービスの提供にも携わっている。2024年1月31日現在、同社は正味販売可能容量5,332メガワットを保有している。同社は1998年に設立され、フィリピンのタギッグ市に本社を置いている。Aboitiz Power CorporationはAboitiz Equity Ventures, Inc.の子会社である。