会社概要

フレイザーズ・センターポイント・トラスト（以下「FCT」）は、大手デベロッパー出資のリテール不動産投資信託（以下「REIT」）であり、約69億シンガポールドルの運用資産を有するシンガポール最大級の郊外型リテールモール所有者である。FCTの不動産ポートフォリオは、シンガポールの郊外に位置し、住宅に近く、交通の便が良い場所にある10棟の小売モールとオフィスビルで構成されている。リテール・ポートフォリオの賃貸可能面積は約290万平方フィートで、1,800件以上のリースがあり、生活必需品、飲食、必要不可欠なサービスの提供に重点を置いている。ポートフォリオは、コーズウェイ・ポイント、センチュリー・スクエア、チャンギ・シティ・ポイント、フーガン・モール、NEX（実質権益25.50％）、ノースポイント・シティ・ノース・ウイング（イシュン10リテール・ポディウムを含む）、タンピン1、ティオン・バル・プラザ、ウォーターウェイ・ポイント（権益50.00％）、ホワイト・サンズ、オフィス物件（セントラル・プラザ）で構成されている。FCTのモールは、通勤客や住宅地の人口に支えられ、安定的で継続的な買い物客の来店を享受している。FCTはまた、ブルサ・マレーシア証券取引所のメインマーケットに上場しているマレーシアのリテール特化型REIT、Hektar Real Estate Investment Trustの株式30.97％を保有している。FCT は、FTSE EPRA/NAREIT グローバル不動産インデックス・シリーズ（グローバル先進国インデックス）、 FTSE ST 不動産投資信託インデックス、MSCI シンガポール小型株インデックス、SGX iEdge S-REIT Leaders インデックスなど、複数のベンチマーク・インデックスの指数構成銘柄である。2006年7月5日よりシンガポール証券取引所のメインボードに上場しているFCTは、フレイザーズ・センターポイント・アセット・マネジメント・リミテッド（以下「FCAM」という。(フレイザーズ・プロパティ・リミテッドの完全子会社で不動産管理会社であるフレイザーズ・センターポイント・アセット・マネジメント・リミテッド（以下「FCAM」という。