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住友金属鉱山 (東証:5713) の軟調決算は実は見た目より良い

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TSE:5713

先週発表された住友金属鉱山(東証:5713)の決算は、株主の印象に残るものではなかった。 主要な数値は軟調だったが、投資家はいくつかの心強い要素を見逃している可能性があると我々は考えている。

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東証:5713 2025年2月19日の業績と収益の歴史

異常項目が利益に与える影響

住友金属鉱山の利益を法定数値以外で理解したい人は、過去 1 年間の法定利益が異常項目により 80 億円減少していることに留意する必要がある。 異常項目が会社の利益を犠牲にするのは決して良いことではないが、上向きに考えれば、事態は早晩改善するかもしれない。 世界の上場企業の大半を分析したところ、重要な異常項目は繰り返されないことが多い。 そして、これらの項目が異常とみなされることを考えれば、それは驚くことではない。 もし住友金属鉱山がこうした異常な費用を繰り返さないのであれば、他の条件がすべて同じであれば、来年は増益になると予想される。

アナリストが将来の収益性をどう予測しているのか、気になるところだろう。 幸いなことに、ここをクリックすると、アナリストの予測に基づく将来の収益性を示すインタラクティブなグラフを見ることができる。

住友金属鉱山の利益パフォーマンスに関する当社の見解

昨年度の住友金属鉱山の収益は、特殊要因によって悪化したため、今期は改善が期待できると言える。 この観察に基づけば、住友金属鉱山の法定利 益は潜在的な収益を過小評価している可能性が高い! 一方、EPSは過去12ヵ月で縮小している。 結局のところ、住友金属鉱山を正しく理解したいのであれば、上記の要素以外も考慮することが不可欠である。 住友金属鉱山をより深く理解したいのであれば、同社が現在どのようなリスクに直面しているのかも調べる必要がある。 住友金属鉱山には2つの警告サインがある。

今日は、住友金属鉱山の利益の本質をよりよく理解するために、一つのデータにズームインしてみた。 しかし、些細なことに意識を集中させることができる人であれば、常に多くの発見があるはずだ。 株主資本利益率(ROE)が高いことが優良企業の証と考える人もいる。 少し調べる必要があるかもしれないが、 自己資本利益率が高い企業の 無料 コレクションや インサイダー保有が多い銘柄のリストが役に立つかもしれない。