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江崎グリコ(東証:2206)の軟調決算は見た目より実は良い

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TSE:2206

先週発表された江崎グリコ株式会社(東証:2206)の冴えない決算報告に、株主は平然としているように見えた。 我々は少し調べてみたが、業績は見かけより好調だと考えている。

東証:2206 2025年4月2日の業績と収益の歴史

異常項目は利益にどう影響するか?

重要なのは、江崎グリコの利益が昨年1年間で17億円減少していることだ。 異常項目による差し引きは第一に残念なことだが、明るい兆しもある。 何千もの上場企業を調査した結果、異常項目は一過性のものであることが非常に多いことがわかった。 そして、これらの項目が珍しいと考えられていることを考えれば、それは驚きではない。 そのため、江崎グリコは来期も増益になると予想される。

そうなると、アナリストは将来の収益性をどのように予測しているのだろうか? 幸いなことに、ここをクリックすると、アナリストの予測に基づく将来の収益性を、インタラクティブなグラフで見ることができる。

江崎グリコの収益性についての見解

江崎グリコの昨年度の業績は、特殊要因の影響で悪化したため、今期は改善が期待できる。 このため、江崎グリコの収益ポテンシャルは、少なくとも見かけ通り、あるいはそれ以上と考えられる! 一方、EPSは過去12ヶ月で縮小している。 もちろん、同社の業績を分析するとなると、まだ表面しか見ていない。マージン、予想成長率、投資利益率なども考慮する必要がある。 収益の質も重要だが、現時点で江崎グリコが直面しているリスクを考えることも同様に重要だ。 江崎グリコの投資リスクとして、2つの注意点を挙げて みた。

このノートでは、江崎グリコの利益の本質を明らかにする一つの要素に注目したに過ぎない。 しかし、些細なことに意識を集中させることができる人であれば、必ずもっと多くの発見があるはずだ。 自己資本利益率が高いことを優良企業の証と考える人もいる。 そこで、 高い株主資本利益率を誇る企業の 無料 コレクションや インサイダー保有率の高い銘柄のリストをご覧いただきたい。