Immutep CHIA:IMM 株式レポート

Immutep Limited 競合他社

会社概要

イミューテップ社（Immutep Limited）は後期段階のバイオテクノロジー企業で、オーストラリアにおいて癌や自己免疫疾患に対する新規のLAG-3関連免疫療法の開発に従事している。同社の主要製品候補は、可溶性LAG-3lg融合ベースのエフティラギモドα（eftiまたはIMP321）で、各種癌の治療薬として臨床開発中である。同社の製品パイプラインには、1次治療非小細胞肺がん（1L NSCLC）を対象とした第III相臨床試験中のTACTI-004、1次治療頭頸部扁平上皮がん（HNSCC）を対象とした第IIb相臨床試験中のTACTI-003も含まれる；TACTI-002はNSCLCとHNSCCの治療薬として第II相臨床試験中、AIPAC-003は転移性乳がんの治療薬として第II/III相臨床試験中、EFTISARC-NEOは軟部肉腫の治療薬として第II相臨床試験中である。さらに、1L NSCLCおよび固形がんを対象とした第I相試験中のINSIGHT-003、転移性尿路上皮がんを対象とした第I相試験中のINSIGHT-005、自己免疫疾患を対象とした前臨床試験中のIMP761、臨床開発中のIMP731およびIMP701を開発している。さらに、固形がん、血液がん、トリプルネガティブ乳がん、メラノーマを対象とした第II相臨床試験中、トリプルネガティブ乳がんを対象とした第I相臨床試験中のLAG525を開発している。イミューテップ社はメルク社、グラクソ・スミスクライン社、EOCファーマ社、ノバルティス社、ラボラトリー・コーポレーション・オブ・アメリカ・ホールディングス社と提携している。同社は以前Prima BioMed Ltdとして知られていたが、2017年11月にImmutep Limitedに社名を変更した。同社は1987年に法人化され、オーストラリアのシドニーに本社を置いている。