Stock Analysis

投資家は免疫生物研究所(東証:4570)の業績に安心しすぎてはいけない

TSE:4570
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株式会社免疫生物研究所(東証:4570)は好決算を発表したが、株価は低迷している。(東証:4570)は好調な利益を発表したが、株価は低迷している。 当社の分析によれば、株主は数字の中に気になる点があることに気づいたようだ。

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東証:4570 2024年5月22日の業績と収益の歴史

異常な税務状況

免疫生物学研究所は62百万円の税効果を計上した。 税務署に税金を納めるのではなく、税務署から税金を納められる会社は、いつもちょっと注目される。 同社は税制優遇を喜んだに違いない。 また、以前は赤字であったため、単に過去の税務上の損失が解消されただけかもしれない。 しかし、細かいことを言えば、このような税制優遇措置は計上された年にしか影響せず、その性質上一回限りのものであることが多い。 税制優遇措置が毎年繰り返されないと仮定すれば、他の条件がすべて同じであっても、収益性が著しく低下する可能性がある。

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イムノバイオロジカル・ラボラトリーズの利益パフォーマンスに関する当社の見解

すでに述べたように、免疫生物研究所は昨年、納税ではなく税制上の優遇措置を受けたと報告している。 このような恩恵は経常的なものではないため、法定利益に注目すると、同社が実際よりも良く見えるかもしれない。 したがって、免疫生物研究所の真の基礎収益力は法定利益よりも低い可能性がある。 良いニュースは、過去1年間は赤字であったにもかかわらず、直近1年間は黒字であったことである。 もちろん、同社の業績を分析するとなると、まだ表面しか見ていない。マージン、予想成長率、投資利益率なども考慮する必要がある。 これを踏まえ、同社の分析をさらに深めたいのであれば、そのリスクを知っておくことが肝要だ。 当社の投資分析ではイムノ・バイオロジカル・ラボラトリーズは2つの警告サインを示しており、そのうちの1つは重大なものである...。

このノートでは、イムノ・バイオロジカル・ラボラトリーズの利益の本質に光を当てる1つの要因に注目したに過ぎない。 しかし、些細なことに意識を集中させることができれば、発見できることは常にある。 例えば、自己資本利益率が高いことを好景気の表れと考える人は多いし、インサイダーが買っている銘柄を探す「フォロー・ザ・マネー」が好きな人もいる。 少し調べる手間がかかるかもしれないが、自己資本利益率が 高い企業の 無料 コレクションや インサイダーの保有が多い銘柄のリストが役に立つかもしれない。

This article has been translated from its original English version, which you can find here.