株式分析

投資家はGMOリサーチ&AI (東証:3695)の収益の質に安心感を見出すことができる

TSE:3695
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GMOリサーチ&AI株式会社(東証:3695)の株主は先週、軟調な決算を気にしていなかったようだ。 我々は少し調べてみたが、業績は見かけより好調だと考えている。

GMOリサーチ&AIの最新分析をご覧下さい。

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東証:3695 2024年8月22日の業績と収益の歴史

GMOリサーチ&AIの業績を詳しく見る

GMOリサーチ&エーアイの業績について詳しく見てみよう。平たく言えば、純利益からFCFを差し引き、その数値を会社の期中平均営業資産で割ったものである。 キャッシュフローからの発生比率は、「非FCF利益比率」と考えることもできる。

その結果、発生比率がマイナスであれば企業にとってプラスとなり、プラスであればマイナスとなる。 だからといって、発生主義比率がプラスになることを心配すべきだというつもりはないが、発生主義比率がむしろ高いところは注目に値する。 というのも、発生比率が高いと利益が減少したり、利益が伸びなかったりする傾向があるという学術的な研究もあるからだ。

GMOリサーチ&AIの2024年6月期の発生主義比率は-0.19である。 このことは、同社のキャッシュ・コンバージョンが非常に良好であること、そして昨年度の収益がフリー・キャッシュ・フローを大幅に下回っていることを示唆している。 実際、直近1年間のフリーキャッシュフローは3億4,700万円で、利益2億2,500万円を大きく上回っている。 GMOリサーチ&AIのフリーキャッシュフローは前年同期がマイナスであったことを考えると、3.47億円という実績は正しい方向への一歩といえそうだ。

注:投資家は常にバランスシートの健全性をチェックすることをお勧めする。GMOリサーチ&AIのバランスシート分析はこちら

GMOリサーチ&AIの利益パフォーマンスに関する我々の見解

前述したように、GMO リサーチ&AIの発生率は、利益のフリーキャッシュフローへの転換の強さを示しており、これは同社にとってプラスである。 このことから、GMO リサーチ&AI の法定利益は、潜在的な収益力を過小評価し ている可能性がある! しかし残念なことに、1株当たり利益は昨年1年間で減少している。 本稿の目的は、GMOリサーチ&AIのポテンシャルが法定利益にどの程度反映されているかを評価することであった。 このことを念頭に置き、リスクを十分に理解しない限り、株式投資を検討することはないだろう。 分析を進める中で、GMOリサーチ&AIには2つの警告サインがあることが分かった。

本日は、GMOリサーチ&AIの利益の本質をよりよく理解するために、1つのデータにズームインした。 しかし、些細なことに意識を集中させることができれば、発見できることは常にある。 例えば、自己資本利益率が高いことを好景気の表れと考える人は多いし、「お金を追う」のが好きで、インサイダーが買っている銘柄を探す人もいる。 そこで、 高い株主資本利益率を誇る企業の 無料 コレクションや インサイダー保有率の高い銘柄のリストをご覧いただきたい。

評価は複雑だが、我々はそれを単純化するためにここにいる。

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This article has been translated from its original English version, which you can find here.