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メンバーズ(東証:2130)の好調な収益は良質である

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TSE:2130

株式会社メンバーズ(東証:2130)の好調な決算報告が報われ、株価はプラスに動いた。 我々の分析では、株主にとって良いと思われる要因がさらにいくつか見つかった。

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東証:2130の業績と収益履歴 2025年2月12日

メンバーズの業績をズームアップ

キャッシュフローからの発生比率という言葉を聞いたことがない投資家も多いと思うが、実は、ある期間において、企業の利益がフリーキャッシュフロー(FCF)によってどれだけ裏打ちされているかを示す有用な指標である。 分かりやすく言えば、この比率は純利益からFCFを差し引き、その数字をその期間の会社の平均営業資産で割ったものである。 この比率は、企業の利益のうち、フリー・キャッシュフローに裏付けられていないものがどれだけあるかを示している。

つまり、発生主義比率がマイナスであることは良いことであり、それはその企業が利益から想像されるよりも多くのフリーキャッシュフローをもたらしていることを示しているからである。 つまり、発生主義比率がマイナスであることは良いことなのである。 というのも、いくつかの学術研究では、発生比率が高いと利益が減少するか、あるいは利益の伸びが低くなる傾向があることが示唆されているからだ。

メンバーズの2024年12月期の発生主義比率は-0.36である。 このことは、同社のキャッシュ・コンバージョンが非常に良好であり、昨年度の収益がフリー・キャッシュ・フローを大幅に下回っていることを示唆している。 実際、昨年度のフリーキャッシュフローは13億円で、法定利益の4億1350万円を大幅に上回っている。 会員の株主は、フリー・キャッシュ・フローが過去12ヶ月で改善したことを喜んでいるに違いない。

しかし、アナリストが将来の収益性をどのように予測しているのか、気になるところだろう。 幸いなことに、ここをクリックすると、アナリストの予測に基づく将来の収益性を示すインタラクティブなグラフを見ることができる。

メンバーズの収益性について

前述したように、メンバーズの利益発生率は、利益のフリーキャッシュフローへの転換が好調であることを示している。 このことから、法定利益は同社の潜在的な収益力を過小評価している可能性がある! その上、1株当たり利益は昨年1年間で71%増加した。 もちろん、同社の収益を分析することに関しては、まだ表面しか見ていない。 このように考えると、リスクを十分に理解しない限り、株式投資を検討することはないだろう。 投資リスクの観点から、我々はメンバーズと共に3つの警告サインを特定 し、これらを理解することはあなたの投資プロセスの一部であるべきだ。

今日は、メンバーズの利益の本質をよりよく理解するために、ひとつのデータにズームインしてみました。 しかし、些細なことに意識を集中させることができるのであれば、発見できることは常にある。 株主資本利益率(ROE)が高いことが優良企業の証と考える人もいる。 そこで、 高い株主資本利益率を誇る企業の 無料 コレクションや インサイダー保有率の高い銘柄のリストをご覧いただきたい。