三菱製紙は子会社とともに、日本、欧州、アジア、北米および海外で紙、パルプ、写真感光材料を生産、加工、販売している。同社は紙・パルプ、イメージング・メディア、スペシャリティ・マテリアル、倉庫・運輸の各セグメントを通じて事業を展開している。印刷用紙、情報用紙、家庭紙・消費者用紙、バリア紙、写真・ポスター用紙、ラベル用紙、抗菌・抗ウイルス紙、晒クラフト紙、カラーペーパー、加工用薬品、耐熱プレスボード、グラフィックアート・写真材料、インクジェットメディア、パルプ、プロダクション用インクジェット・転写紙、電子材料、銀ナノ粒子インク、SFフィルム、色素増感太陽電池などのエレクトロニクス関連製品を提供している。また、サーモリライト製品、耐火ガラス繊維製品、エアフィルター、レーザー感熱フィルム、CTP(Computer to Plate)印刷版システム、新聞印刷用CTP印刷版、デジタルスクリーンマスク作成システムなどの印刷製品、ガラスペーパー、液体フィルターメディア、オフセット印刷用不織布などの湿式不織布製品も提供している。また、木材チップ、水処理膜支持体、工業用フィルター、エアフィルター、超耐熱ガラス繊維不織布などの機能性不織布、バッテリーセパレーター、感光性レジスト製品、樹脂エッチングシステムなどのエレクトロニクス製品、その他、業務用テープ基材、内装仕上用基材、リライタブルメディア、紙ストロー、医療・ヘルスケア製品などを提供している。また、倉庫業や輸送関連サービスも提供している。旧社名は三菱製紙株式会社で、1917年11月に三菱製紙株式会社に社名変更した。三菱製紙は1898年に設立され、本社は東京にある。