株式分析

富士P.S. (東証:1848) 堅実な利益もファンダメンタルズは弱い

TSE:1848
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フジ・ピー・エス・コーポレーション(東証:1848)の堅調な決算報告は、同社の株価を動かすには至らなかった。 少し調べてみたところ、細部に気になる要素が見つかった。

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東証:1848 2024年5月22日の業績と収益の歴史

異常な項目は利益にどう影響するか?

富士P.S.の利益を法定数字以上に理解したい人は、過去12ヶ月間に1億3,000万円相当の異常項目によって法定利益が増加したことに注目することが重要である。 利益が増えるのは喜ばしいことだが、特別損益が大きく寄与することは、時に我々の熱意を削ぐ。 世界中の上場企業の数字を調べてみたが、異常項目が一過性のものであることはよくあることだ。 そして、これらの増益要因が「異例」と表現されていることから、それは予想通りである。 もし富士P.S.がこのような貢献を繰り返さないとすれば、他の条件が同じであれば、今期は減益になると予想される。

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富士P.S.の利益パフォーマンスに関する我々の見解

富士P.S.の法定開示利益は、異常項目による利益の押し上げによって歪められている。 従って、富士P.S.の真の基礎収益力は法定利益よりも低い可能性がある。 しかし、嬉しいニュースとしては、法定利益以外の数値も見なければならないことは認めつつも、その数値はまだ改善しており、EPSは昨年から非常に高い成長率で伸びている。 もちろん、利益を分析するといっても、まだ表面をなぞっただけで、マージン、予想成長率、投資利益率なども考慮することができる。 銘柄を分析する際には、リスクを考慮する必要がある。 当社の分析では、富士ピー・エスの5つの警告サイン(3つは無視できない!)を示しており、投資前にこれらをご覧になることを強くお勧めする。

このノートでは、富士P.S.の利益の本質に光を当てる一つの要因に注目したに過ぎない。 しかし、企業に対する意見を伝える方法は他にもたくさんある。 株主資本利益率(ROE)の高さを優良企業の証と考える人もいる。 少し手間がかかるかもしれないが、自己資本利益率が 高い企業の 無料 コレクションや インサイダー保有が多い銘柄のリストが役に立つかもしれない。

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This article has been translated from its original English version, which you can find here.