Mereo BioPharma Group plcは、バイオ医薬品企業で、英国、米国、および国際的に、がんおよび希少疾患の治療薬の開発・商業化を行っている。IgドメインとITIMドメインを持つ抗体T細胞免疫受容体であるEtigilimab(MPH-313)を開発しており、腫瘍の治療薬として臨床第1b相試験を実施中。また、ナビシズマブ(OMP-305B83)を開発中で、末期卵巣癌の治療薬としてフェーズ1b臨床試験を終了している。p38 MAPキナーゼ阻害剤であるアクマピモド(BCT-197)は慢性閉塞性肺疾患の急性増悪の治療薬としてフェーズⅡ臨床試験中であり、経口アロマターゼ阻害剤であるレフルトロール(BGS-649)は性腺機能低下症の治療薬としてフェーズ2臨床試験中である。さらに、骨形成不全症治療用抗体Setrusumab(BPS-804)、α1抗トリプシン欠損症治療薬として第II相臨床試験中の経口低分子化合物Alvelestat(MPH-966)などの希少疾患治療薬候補を開発している。また、フェン・バイオサイエンシズ社とはナビシキシズマブの開発・商業化に関するライセンス契約を、リプロノボ社とはレフルトロゾールの開発・商業化に関するライセンス契約を、アストラゼネカ社とはライセンス契約を、ウルトラジェニックス・ファーマシューティカル社とはセトルズマブの開発・商業化に関するライセンス契約を締結している。メレオ・バイオファーマ・グループは2015年に設立され、英国ロンドンに本社を置いている。