バイオテクノロジー企業であるピエリス・ファーマシューティカルズ社は、バイオテクノロジー応用の発見と開発を行っている。同社は4-1BB二重特異性免疫腫瘍学(IO)プログラムの開発に注力している。同社の臨床パイプラインは、Les Laboratoires ServierおよびInstitut de Recherches Internationales Servierとの提携によるPD-L1および4-1BBを標的とする二重特異性マブカリン化合物S095012(PRS-344)、ファイザー社との提携によるCD228および4-1BBを標的とするCD228 x 4-1BB二重特異性抗体-アンチカリン化合物SGN-BB228(PRS-346)、BOS-342(PRS-342)などのIO二重特異性抗体で構成されている。BOS-342(PRS-342)は、ボストン・ファーマシューティカルズ社との提携によるGPC3と4-1BBを標的とするGPC3 x 4-1BB二重特異性マブカリン化合物で、第1相試験中である。同社は2001年に設立され、マサチューセッツ州ボストンに本社を置いている。