バイオアシス・テクノロジーズ社は開発段階のバイオ医薬品会社で、神経疾患や障害の診断・治療用製品の研究開発に従事している。同社は、血液脳関門(BBB)を通過する治療薬輸送のためのプラットフォーム技術であるxB3、および脳腫瘍、代謝性疾患、神経変性疾患を含む中枢神経系疾患(CNS)の治療を開発している。自社開発プログラムでは、脳転移(xB3-001)、膠芽腫(xB3-002)、神経変性疾患(xB3-007)に対する対症療法および疾患修飾療法を開発している。また、アポセンス社(Aposense Limited)とは中枢神経系疾患に対するsiRNA治療薬のデリバリーに焦点を当てた研究提携を、オキシラン社(Oxyrane UK Ltd.)とはxB3技術とオキシラン社のOxyCATプラットフォームを組み合わせて未発表の強化型酵素補充療法を脳にデリバリーすることに焦点を当てた研究提携を、ヤンセン・バイオテック社(Janssen Biotech, Inc.)とはバイオアシス社のxB3プラットフォームに基づく新規製品の研究開発および商品化に焦点を当てた研究提携を結んでいる。また、同社はNeuramedy Co Ltd.と、xB3TMバージョンの抗体トマラリマブの研究、開発、商業化に関する共同研究およびライセンス契約を結んでいる。バイオアシステクノロジーズ・インクは2006年に設立され、コネチカット州ニューヘイブンに本社を置いている。