TCエナジー・コーポレーションは北米でエネルギー・インフラストラクチャー企業として事業を展開している。5つのセグメントで事業を展開している:カナダ天然ガスパイプライン、米国天然ガスパイプライン、メキシコ天然ガスパイプライン、液体パイプライン、電力・エネルギーソリューション。同社は93,600kmの天然ガスパイプラインネットワークを建設・運営しており、天然ガスを供給基地から地域の配給会社、発電所、産業施設、相互接続パイプライン、LNG輸出ターミナル、その他の事業へ輸送している。また、総稼働ガス容量5,320億立方フィートの規制天然ガス貯蔵施設も有している。さらに、アルバータ原油パイプラインをイリノイ州、オクラホマ州、テキサス州、米国メキシコ湾岸の精製市場に接続する約4,900kmの液体パイプラインシステムも保有している。また、アルバータ州、オンタリオ州、ケベック州、ニューブランズウィック州に約1180億立方フィートの非規制天然ガス貯蔵施設を所有・運営している。同社は以前トランスカナダ・コーポレーションとして知られていたが、2019年5月にTCエナジー・コーポレーションに社名変更した。TC Energy Corporationは1951年に設立され、カナダのカルガリーに本社を置いている。