Stock Analysis

タビオ(東証:2668)の冴えない決算の先に見えるもの

Published
TSE:2668

先週のタビオ株式会社(東証:2668)の冴えない決算報告に、株主は平然としているように見えた。 我々は少し調べてみたが、業績は見かけより好調だと考えている。

タビオの最新分析をチェック

東証:2668 収益と収入の歴史 2024年10月18日

異常項目が利益に与える影響

タビオの業績を正しく理解するためには、特別損失1億2,000万円を考慮する必要がある。 異常項目が会社の利益を圧迫するのは決して良いことではないが、上向きに考えれば、事態は早晩改善するかもしれない。 数千社の上場企業を調べたところ、異常項目は一過性のものであることが非常に多いことがわかった。 そして、これらの項目が珍しいと考えられていることを考えれば、それは驚きではない。 これらの特別経費が再び発生しないと仮定すれば、他の条件が同じであれば、タビオの来期は増益になると予想される。

注:投資家は常にバランスシートの強さをチェックすることをお勧めする。ここをクリックすると、タビオのバランスシート分析がご覧いただけます

タビオの利益パフォーマンスに関する当社の見解

昨年は特殊な項目(費用)がタビオの収益を悪化させたが、来年は改善するかもしれない。 このため、タビオの収益ポテンシャルは少なくとも見かけ通り、いやそれ以上かもしれないと考えている! 一方、EPSは過去12ヶ月で縮小している。 結局のところ、同社を正しく理解したいのであれば、上記の要素以外も考慮することが不可欠だ。 銘柄を分析する際には、リスクも考慮する必要がある。 Tabioの2つの警告サインを見つけたので、これらについて知っておきたい。

このノートでは、タビオの利益の本質を明らかにする一つの要因に注目したに過ぎない。 しかし、企業に対する意見を伝える方法は他にもたくさんある。 例えば、自己資本利益率が高いことを好景気の表れと考える人は多いし、「お金を追う」ことを好み、インサイダーが買っている銘柄を探す人もいる。 少し調べる必要があるかもしれないが、 高い株主資本利益率を誇る企業の 無料 コレクションや インサイダーが多く保有する銘柄のリストが役に立つかもしれない。