Stock Analysis

荏原実業2024年通期決算:EPSは予想を下回る

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TSE:6328

荏原実業株式会社(東証マザーズ:6328)2024年12月期通期決算について

主要業績

  • 売上高売上高: 375億円 (2023年度比3.4%増).
  • 当期純利益当期純利益: 31.6億円(2023年度と同水準)。
  • 利益率:8.4%(2023年度の8.7%から低下)。利益率の低下は、経費の増加によるものである。
  • EPS:EPS:264円(2023年度の263円から上昇)。
東証:6328 収支内訳 2025年2月13日

上表の数値はすべて直近12ヵ月(TTM)のもの。

荏原実業のEPSは予想に届かず

売上高はアナリスト予想通り。 一株当たり利益(EPS)はアナリスト予想を1.2%下回った。

売上高の主な要因は、エンジニアリング事業の売上高189億円(売上高全体の50%)である。特に、売上原価258億円は売上高全体の69%に相当し、収益に大きな影響を与えた。 営業費用で最も大きかったのは一般管理費で75億2,000万円(同88%)だった。 6328の収益と費用がどのように同社の収益を形成しているかを見てみよう。

今後2年間の平均売上成長率は5.6%(日本の機械業界は4.7%)と予想されている。

日本の機械業界の業績

同社の株価は1週間前より19%上昇している。

リスク分析

投資リスクは常に存在するものである。 荏原実業には 1つの警告サインがあり 、それを理解することは投資プロセスの一部であるべきだ。